2013年11月28日~古都高山と白川郷2 | ||
写真は高山の宮川朝市の様子です。 いたるところで「さるぼぼ」なる人形が売っていました。 さるぼぼは、飛騨高山など岐阜県飛騨地方で昔から作られている人形です。飛騨弁では、赤ちゃんのことを「ぼぼ」と言い、「さるぼぼ」は「猿の赤ん坊」という意味で、災いが去る(猿)、家内円(猿)満になるなど、縁起の良い物とされ、お守りとしても使われています。 よく見かける基本形は、赤い体に赤く丸い顔(目鼻口は省かれる)、赤い手足(指は省かれている)、黒い頭巾と黒い腹掛け(いわゆる「金太郎」)を纏い、座って足を前に投げ出しているか両足を広げ、両腕を上げて広げた(いわゆる万歳の)姿だそうです。 なお、全身に亘って色が赤いのは、赤は古くから悪霊祓い、疫病(とりわけ天然痘)除けの御利益があると見なされてきたからだそうですが、近年では赤以外に黄色や緑色などさまざまなカラーバリエーションが見かけられるようになったそうです。 僕も1つ株を持っているさるぼぼを購入しました。 因みに作り手によって上手い、下手があって手、足の先まで中味が詰まっている方がいいと言われました\(^o^)/ つづく |